融資を申し込む際に、一番気がかりなのは融資が通るか通らないかですよね。
自分は大丈夫なのか?本当によく聞かれます。今回はそのような声にお応えし、通らない人の共通点を整理していきますので、自分が当てはまるかどうか、
確認してみてください。
①自己資金が少ない
公庫の創業融資に関しては自己資金要件があり、お金がいくらか必要です。
融資希望額の10分の1は最低限必要です。詳しくは以前投稿した「創業融資における自己資金の重要性」のコラムをご参考くださいませ。
②個人の信用情報にキズがある
融資を受ける方(法人の場合は代表取締役)の信用情報に問題があると融資は通りません。
ここ1.2年で1.2回の支払い遅延だけではそこまで大きな問題とはなりません。ですが、
・過去5年以内に61日以上の滞納
・過去10年以内に自己破産をしている
このようなケースはほぼ融資は通らないと考えてよいかと思います。
自分の信用情報に関しては、個人信用情報機関のCICで開示できますので、融資を受ける際には一度開示することをお勧めします。
③消費者金融などで借り入れている債務が多く残っている場合
公庫で融資を受ける際に既に他で融資を受けている場合にも注意が必要です。
住宅ローンなどの担保付きで低金利の融資は問題にはなりませんが、
民間の消費者金融などで借りれる担保なしで金利が高めのローンの残高がある場合は、その額が大きければ大きいほど公庫の融資はマイナスです。
それだけで融資をしていても返済ができる可能性が低いと審査されてしまします。
これらの返済をしてから公庫の融資を受けるべきでしょう。
④公共料金、税金の遅延がある場合
公共料金は電気、ガス、水道、電話代が含まれます。
税金は固定資産税や所得税など国税から地方税まですべての税金です。
これらは事業を行う際、ましてや生活をする際に必ず支払わなければならないものです。
これらに遅れがある方は融資の返済も遅れるであろうと判断されます。
日頃の支払いがとても大事ですね
⑤面接で問題がある
公庫は融資の際必ず面談があります。
面談では事業のことや使い道などは当然のごとく聞かれますが、それ以外にもその人の人柄、話し方、
事業に対する熱意など総合的に審査をしています。
民間のキャッシングなどと違い、人間性も重視されています。
⑥事業計画の内容が現実的でない
審査で最も大事なのは事業計画です。
事業計画の内容が、経験から基づく現実味を帯びた内容であり、公庫の担当者を納得させることができれば融資は通るでしょう。
反対に経験やノウハウの根拠もない口だけの事業計画では公庫の担当者は納得させることはできず、厳しい結果となるでしょう。
根拠のない適当な数字を事業計画に記載しても公庫の担当者にすぐバレてしまします。
以上のような内容が主に融資に通らない人の共通点です。
これらの問題をすべてクリアすると融資は通りやすくなってきますが、初めて融資を受ける方は
これらの問題を自分だけで全てクリアすることは難しいとされています。実際に
素人で公庫の融資に通る確率は50%以下であると言われています。
公庫の融資をお考えの方、是非融資の専門家である私共の融資サポートサービスをご活用ください。
何かしらお役に立てる自信があります。